ホテルの建設ラッシュ

都内を歩いていると、よく建築中のホテルが目に入ってきます。

近年では外国人観光客の増加や2020年東京オリンピックなどを背景として、急速にホテルの整備が進んでいます。
そこで、これから新規供給されることとなる宿泊業用の建築物について建築物着工統計を調べてみると、
2016年、2017年では東京都よりも、むしろ京都府や沖縄県のほうが着工棟数が多いようです。

建築物着工統計(宿泊業用)

たしかに両府県とも旅行先として強い人気があり、納得の結果です。
ただ、その一方で両府県とも宿泊客数や客室稼働率に伸び悩みの気配がみられるようになってきていますので、各ホテル間の競争も今まで以上に熾烈になってきているようです。

出張時に地元の料理とお酒を堪能し、1泊することがささやかな趣味の砂野でした。