築地から豊洲へ

本日、平成30年10月6日(土)をもって築地市場が営業を終了しました。
築地市場は、昭和10年2月11日(月)に開場し、その後約83年間東京の食を支えてきました。

築地市場は、都内に11ヶ所ある東京都中央卸売市場のひとつで、
中央卸売市場とは、都道府県や人口20万人以上の市などが、農林水産大臣の認可を受けて開設している市場をいいます(卸売市場法2条3項、8条)。
また、卸売市場を新築または増築する場合には、都市計画区域内では原則として都市計画でその敷地の位置を決定しなければなりません(建築基準法51条)。

一方で、豊洲では地下水の汚染問題などから、決して順調な移転とは言えませんでしたが、平成30年10月11日(木)に豊洲市場が開場します。

豊洲は埋立地であり、その町名の設定に際して、将来の発展を願って豊かな洲となるよう命名されたものと言われます。